フリーランスをしていて、「本業で一時的に仕事が空いた」「仕事がない!お金が必要だ」など、アルバイトを考える時もあると思います。
そんな方の為の情報提供です。
- フリーランスはアルバイトしても良いの?
- アルバイト可能です。ただし、フリーランスがアルバイトする際は、以下を事前に考えておくのをおススメします。
・アルバイトする目的
・アルバイトを掛け持ちするメリット・デメリット
・フリーランスにおすすめのバイトとは?
目次
フリーランスがアルバイトするなら目的意識が大切
アルバイトをする際に考えておくべきなのが
「なぜバイトするのか」。
なぜなら、フリーランスがアルバイトから収入を得ると
安心感からステップアップする気力がなくなってしまう
ことがあります。
「一時的に働くつもりだったのに気がつけば5年もたっていた…」みたいになったら切ないですよね。
・いつまでにバイトをやめるのか
・フリーランスとしての事業計画
・フリーランスとして稼ぎたい目標収入
目的を明確にしておきましょう!
アルバイトを掛け持ちするメリット
- 収入が安定する
- 気分転換ができる
アルバイトを掛け持ちするデメリット
- 拘束時間が発生する
- 掛け持ちはやはりハード
フリーランスにおすすめのバイトとは?
- 単発OKのバイト
空き時間に仕事を入れることができます。 - 工場系のバイト
案件が多く、ライン作業など、手だけ動かしてバイトする感じで、気分転換にもなります。 - スキルアップに繋がるバイト
フリーランスが活用するべきバイト探しは
などがあります。
派遣のバイトをする場合の注意点
短期バイトの場合、派遣のバイトが多いですが、派遣のバイトをする場合は注意する必要があります。
平成24年10月の労働者派遣法の改正により、一労働契約期間が30日以内の短期間の派遣(日雇い派遣)については、下記(1)〜(4)のいずれかに該当する場合のみ就業が可能となります。
(5)のいずれにも該当されない方は「職業紹介」などを利用して、直接、働く先の店と契約することになります。
(1) 世帯収入合計が年間500万円以上かつ主たる生計者でない方 (2) 昼間学生
(3) 本業で個人年収が500万円以上あり、副業として派遣で勤務する方
(4) 満60歳以上の方
(5) 上記、(1)〜(4)のいずれにも該当しません
フリーランスとアルバイトの収入を確定申告するには?
フリーランスがアルバイトから収入を得る場合は確定申告で記入する項目が変わります。
フリーランスの報酬:事業所得
アルバイトの報酬 :給与所得
確定申告で支払う税金を最小限にするには
- アルバイト先に源泉徴収票をもらう
- 確定申告書に記入
を行いましょう!
- アルバイト先に源泉徴収票をもらうとは?
- アルバイトの給与所得は、既に税金が引かれてます。
そのためフリーランスの事業所得と一緒にしてしまうと、
さらに追加で税金が引かれることになるんです。
この現象を防ぐには、アルバイト先に源泉徴収票をもらわなければなりません。
源泉徴収票がもらえるのは基本的に年末年始にかけてなので、
人によっては期間が大きく空いてしまうかもしれません。
しかし、税金面で損をしたくないなら、年末年始の時期にアルバイト先に連絡して書類をもらうようにしましょう。
- 確定申告書に記入は?
- 源泉徴収票を受け取ったら、
フリーランスの事業所得と
アルバイトの給与所得を
確定申告書に記入していきます。
確定申告書Bの「所得の内訳」という欄に書く情報を記入してください。
アルバイトの給与所得は源泉徴収票を参考に、
フリーランスの事業所得は過去の仕事から得た収入を計算して記入します。